マジックグリル徹底検証 デメリット・口コミから壊れやすい噂の真相まで
「おしゃれなホットプレート『マジックグリル』が気になってます!
でも、ネットで『温まらない』『壊れやすい』『会社が破産?』なんて噂を見てしまって…。
決して安くないので、買って後悔しないか心配です。本当のところはどうなんですか?」
「買って失敗しない家電サイト」運営者のいずみです。
マジックグリルはデザイン性が高くファンも多いですが、薄型ならではの「構造的な弱点」や「向き不向き」が明確にある製品です。
この記事では、メーカーに関する噂の真相から、耐久性の実態、リュウジさん考案のレシピ活用法まで、購入前に知っておくべき全情報をまとめましたよ。
企業と製品:どこの国?メーカー破産の噂は?
まず最初に、ネット上で見かけるメーカーに関する不安な噂や、製品の出自についてクリアにしておきましょう。
アビエン(abien)はどこの国の会社?社長は?
メーカーである「株式会社abien(アビエン)」は、日本の愛知県名古屋市に本社を置く企業です(社長:松永晴男氏)。
「マジックグリル」などの製品は日本国内で企画・開発されていますが、製造拠点(原産国)は中国です。日本の技術基準に適合した管理が行われています。
「破産」というキーワードの真相
検索すると「マジックグリル 破産」と出てくることがありますが、これは以前の販売に関わっていた別会社(株式会社J-FUN)が破産したことに由来します。
現在の製造・販売元である「株式会社abien」は別の法人であり、事業は継続しています。ブランド自体は存続しており、製品のサポートもabienが行っています。
基本スペック:サイズ・電気代・モデルの違い
マジックグリルにはいくつかのモデルが存在します。最新モデルの型番や、気になる電気代について詳しく解説します。
スペック・仕様(サイズ・重量・消費電力)
| 項目 | MAGIC GRILL (XGM24) | MAGIC GRILL S (XGS24) |
|---|---|---|
| サイズ | 約405×305×79mm (プレート設置時) |
約255×230×110mm (フチあり) |
| 重量 | 約2.5kg | 約1.8kg |
| 消費電力 | 850W | 770W |
| 想定人数 | 2〜4人用 | 1〜2人用 |
※上記は2022年以降のモデル(型番:JF-MG02-Bの後継機等)を基準としています。
電気代は高い?省エネ性能を計算
消費電力850Wで計算すると、1時間あたりの電気代は約26.4円(1kWh=31円換算)です。一般的なホットプレート(1200W〜1300W)の場合、1時間あたり約40円前後かかるため、マジックグリルは省エネ性能が高いと言えます。
購入前の最終確認リスト
- モデルと付属品: 欲しいのは平面プレートのみか、鍋型付きのセットか?型番を確認。
- 色(カラー): 定番のブラックか、ホワイトモデルがあるか確認。
- 追加プレート: プレート単体の販売はあるか?(将来の交換用)
- 在庫・発送: 販売店(Amazon/楽天など)の在庫と、離島などへの発送可否。
- 保証・サポート: メーカー保証期間(通常1年)と返品条件、問い合わせ窓口の確認。
耐久性のデメリット:温まらない・壊れやすい理由
マジックグリル最大の特徴である「薄型フィルムヒーター」は、構造上の弱点も抱えています。ここでは具体的な故障リスクを解説します。
「温まらない」トラブルの原因
「スイッチを入れても温度が上がらない」「途中で消える」という口コミが見られます。主な原因は以下の通りです。
- スタンドの接触不良: 脚(スタンド)とプレートの差し込みが甘いと通電しません。マグネット式プラグもしっかり接続する必要があります。
- サーモスタットの作動: 過熱防止機能が敏感に働き、一時的に加熱が止まることがあります。
- 初期不良: フィルムヒーターの断線やセンサー異常の可能性もゼロではありません。購入直後は必ず動作確認を。
壊れやすい箇所:ヒーター・サーキット・フチ
ヒーターや回路がプレート内部にあるため、局所的な衝撃や過度の折り曲げでダメージを受けやすいです。
- ヒーター断線: 衝撃や水濡れで故障し、温度が上がらなくなる報告があります。
- フチの破損: 周辺のプラスチックフレームや接合部は経年でヒビが入りやすい箇所です。
- センサー異常: 内部センサーの不具合で異常加熱や加熱停止が起こる可能性があります。
コーティング剥がれと表面トラブル
金属ヘラや強い洗浄でコーティングが剥がれると、焦げ付きや異臭の原因になります。高温での空焼きや油を多用する調理の繰り返しは劣化を早めます。再コーティングは難しいため、扱いには注意が必要です。
機能・性能:火力と立ち上がり時間の実力
「火力が弱いのでは?」という懸念に対して、実際のスペックと使用感を解説します。
温度設定と最高温度
温度調整は基本的に2段階(High / Low)です。
- High(強火): 約250℃。焼肉やステーキ、炒め物に最適。
- Low(弱火): 約180〜200℃。ホットケーキ、クレープ、保温に使います。
立ち上がり時間と焼きムラ
フィルムヒーターの特性上、スイッチを入れてからプレート全体が熱くなるまでの立ち上がりは早いです。サーキットヒーター(電熱線)と違い、プレート全面が発熱するため、焼きムラ(場所による温度差)が非常に少ないのが大きなメリットです。
調理性能とレシピ:何を焼く?リュウジ活用術
得意な料理と苦手な料理がはっきり分かれます。人気料理研究家リュウジ氏も紹介した活用法を含め、レシピごとのコツを紹介します。
焼肉・ステーキ(得意)
プレート全体が発熱するため、広い面で肉や野菜を焼くのには適しています。煙が出にくい設計もメリットですが、脂が大量に出る肉の場合は、脂の逃げ道を確認し、キッチンペーパーでこまめに拭き取る必要があります。
★リュウジ氏の活用例: マジックグリルを使った「至高の焼肉」などの動画でも紹介されている通り、均一な火入れができるため、お肉を綺麗に焼くことができます。
ホットケーキ・お好み焼き・チーズフォンデュ
ホットケーキ・お好み焼き: 厚みのある生地は中心まで火が通りにくく、焼きムラができやすい(生焼けになりやすい)です。Lowモードでじっくり焼くか、アルミホイルを被せて蒸し焼きにする工夫が必要です。
チーズフォンデュ: 耐熱容器をプレートの上に置いてチーズを溶かし、周りで具材を焼くスタイルが楽しめます。
調理性能まとめ表
| 料理 | 適合度 | コツ・注意点 |
|---|---|---|
| 焼肉・焼き鳥 | ◎ 得意 | High設定。余分な脂は拭き取る。 |
| ステーキ | ◎ 得意 | 表面をパリッと焼ける。 |
| 餃子 | ◯ 普通 | 水を入れる際にこぼれないよう注意。蓋(代用)が必要。 |
| お好み焼き | △ 苦手 | 厚みがあると中まで火が通りにくい。 |
お手入れ:丸洗い・焦げ付き落としの完全ガイド
「洗いやすい」という宣伝文句ですが、実際の運用にはコツがいります。正しい洗い方を知らないと故障の原因になります。
プレートの丸洗い可否と手順
マジックグリルのプレート部分は、脚(スタンド)から取り外して丸洗い可能です。ただし、以下の点に注意してください。
- 端子部分の保護: プレート裏面の接続端子は防水処理されていますが、長時間水に浸けたり、洗った後に濡れたまま通電させるのは厳禁です。完全に乾燥させてから使用してください。
- 洗剤の使用: 中性洗剤を使用し、柔らかいスポンジで洗ってください。
焦げ付き・コーティング剥がれ対策
焦げ付きを落とす方法: こびりついた汚れは、無理にこすらず、プレートが少し温かいうちにキッチンペーパーで拭き取るか、ぬるま湯でふやかしてから洗います。
コーティング保護: 金属ヘラやタワシ、研磨剤入り洗剤はコーティングを傷つけ、剥がれの原因になります。必ずシリコン製や木製の調理器具を使用してください。
口コミ・評判:煙・油はねの真実
実際のユーザーの声から、カタログには載っていないリアルな評価をまとめました。
良い評判(メリット)
「デザインが最高」: テーブルに出しっぱなしでもスタイリッシュで、食卓がおしゃれになります。
「片付けが楽」: 軽い汚れならサッと拭くだけで綺麗になり、後片付けのハードルが下がります。
「焼きムラが少ない」: 全面ヒーターのおかげで、端に置いた食材も均一に焼けると好評です。
悪い評判(デメリット・懸念点)
「煙・油はね」: 煙は従来のホットプレートより抑えられていますが、脂の多い肉を焼けば当然出ます。また、フチが浅いため、周囲への「油はね」は発生しやすいです。新聞紙を敷くなどの対策が必要です。
「温まらない・故障」: 数ヶ月でヒーター故障や接触不良が起きたという報告が一定数あります。
「コーティングの寿命」: 使い込むと焦げ付きやすくなり、消耗品と割り切る必要があります。
価格・保証・オプション:最安値と蓋について
価格相場と最安値・値上げ情報
マジックグリルの定価は約2万円前後(モデルによる)ですが、通販サイトではセール時期に安くなることがあります。昨今の原材料費高騰により、一部モデルでは価格改定(値上げ)が行われていますが、Amazonや楽天のポイント還元を含めると実質価格は変動します。
蓋(フードカバー)やプレートのみ購入は?
蓋(フタ): 標準セットには付属していませんが、アビエン公式から専用の「フードカバー」が販売されています。代用品として、高さのあるステンレスボウルやアルミホイルを使うユーザーも多いです。
プレート単体: 公式サイトや一部通販で交換用プレートが販売されていますが、在庫状況は流動的です。
保証期間・修理・返品
メーカー保証期間は通常1年間です。初期不良や自然故障の場合、無償修理・交換の対象となります。購入時のレシートや保証書は必ず保管してください。自己都合による返品は、販売店の規定によります。
結論:買うべきか?代替モデルとの比較
結論として、マジックグリルは「デザインと手軽さ」を最優先する2人暮らしやライトユーザーにはおすすめですが、耐久性やアフターサービスを重視する方には不向きな場合があります。
おすすめの代替モデル比較
| 項目 | MAGIC GRILL | 代替A(大手国内メーカー) | 代替B(格安モデル) |
|---|---|---|---|
| 価格 | 中〜高め | 高め | 低め |
| 耐久性 | △(薄型で繊細) | ◎(堅牢) | △(短期向け) |
| 保証・修理 | ◯(日本企業) | ◎(手厚い) | △(限定的) |
| 丸洗い | プレート可(注意必要) | プレートのみ可 | 不可が多い |
故障時の対処法と延長保証
万が一故障した際は、まず購入店とメーカーサポートへ連絡しましょう。これから購入する場合は、家電量販店の「延長保証」への加入を強く推奨します。
よくある質問(FAQ)
Q. プレートだけの購入はできますか?
Q. メーカーが破産したって本当ですか?
まとめ:用途を明確にして選ぼう
マジックグリルは、そのスタイリッシュさと収納性で食卓を彩る素晴らしいアイテムですが、耐久性や厚手料理への弱点も理解しておく必要があります。
毎日ガシガシ使いたいなら大手メーカーの堅牢なモデル、週末のブランチをおしゃれに楽しみたいならマジックグリル、というように用途に合わせて選んでみてください。
